バリアフリーハンドブック
【視覚障害について】
視覚障害は何らかの原因により視機能に障害があることにより、全く見えない場合と見えづらい場合とがあります。
見えづらい場合の中には・細部がよくわからない・光がまぶしい・暗いところで見えにくい・見える範囲が狭い・特定の色が分かりにくいなどの症状があります。
【こんなことに困っています】
- 一人で移動することが困難です。
慣れていない場所では、特に困ります。 - 耳からの情報をたよりにしています。
目からの情報を得にくいため、音声や手で触れることで情報を得ています。
また、視覚障害のある方がすべて点字を読めるとは限りません。 - 自分がどこにいるのか、そばに誰がいるのか、説明しないとわかりません。
- 人の視線や表情が理解できず、コミュニケーションに苦労します。
- 文字の読み書きが困難です。
また、タッチパネル式の機械はうまく操作できません。 - 「見えないからできない」のではなく、「見えなくても教えてもらえばできる」ことが多くあります。
- 点字ブロックの上に、物や自転車などが置かれていると、ぶつかってけがをしたり、進む方向がわからなくなるため困ります。